愛用のキーボードと残念な点
日頃iPadを使うときはlogicoolのSmart Connectorキーボード付ケースか、このサイトの記念すべき1つ目の記事で書いたThinkPad Tablet 2 Bluetooth Keyboardを使うことが殆どです。タイプは異なりますがどちらのキーボードも秀逸なデバイスです。
ただ、使い辛い点がゼロではありません。 困り事をまとめるとこんな感じです。
【ThinkPad Tablet2】
- JISキーボードがUSキーボードとして認識される
- キーアサインが合わない結果「¥」を入力出来ず詰む
キーアサインが合わないのはiOSでJISキーボードを使う以上仕方ないですね。ちなみにApple純正のJISキーボードだとキーアサインはずれません。
【logi】
- RDPの接続先が十中八九日本語環境なので結果的にThinkPad Keyboardと同じ理由で詰む
RDPを使わない、あるいは言語を切り替えれば済む・・・のですが、なかなかそうもいかないものです。
また、logiのキーボードはescキーとファンクションキーが無いことも結構なストレスでした(escキーのカスタマイズは試しましたが個人的にイマイチ)。
新しい生活様式(?)への葛藤
私が使っているiPad pro 9.7インチモデルは購入から間もなく5年。ストレージ容量もキツくなってきて動作も緩慢なため買い替えのタイミングをずっとはかっていたのですが、買い替えに踏み切れない理由がキーボードでした。
従来からあるSmart Keyboard FolioはiPad本体を寝かせられるけれど長文を打つには不向きで、新しいMagic Keyboadは打鍵感やトラックパッドが素晴らしいけれど重くて高くてiPadを寝かせられない。どちらもJISを選択出来るのですが、どちらを選んでも不満が残るのは間違いありませんでした。
「欲しいものが無いのなら、使い方を変えればいいじゃない」
マリーアントワネットっぽく言ってみましたが、そんなこんなで迷った末に新しくお迎えした相棒がこちらです。



ちなみに、背面にはしっかりリンゴマークが入っています。

良かったところ
BluetoothでもLightningでも繋がる優れもので、何より小型軽量という点を評価したいと思います。私はiPhone XS Maxを使っているのですが重さは208g。それに対しMagic Keyboardの重量231g。スマホのように軽く3枚目の写真のように端っこを指でつまんで持ち上げてもほぼ重さを感じません。
ThinkPad Keyboardつかいとして拘りたい打鍵感は非常に良好。とても気持ちよくスコスコスコと入力可能で「タイピングが気持ち良い」という言葉に尽きます。
慣れが必要なところ
「ブルータスよお前もか」ではありませんが、キーのレイアウトが個性的に感じられるところがいくつかあります。
まず、JISキーボード固有の事情かと思われますが、ホームポジションが若干左寄りになっているためEnterキーが遠いです。Enterキーだと思って「ターンッ」とやると左かっこ(「)や右かっこ(」)を押してしまう事が多いです。
あと、backspaceが小さすぎ(書き間違い)遠過ぎでこれも押し辛い・・・Enterキーの遠さにも影響があると思うのですが、他のキーボードと比較して1つ1つのキーの表面積が広いんですよね。まあ、慣れでカバーできる範囲ではありますが、慣れるまでは辛いです(笑)
余談ですが同じ段の1番左にある「1」は他のキーの1.5個分くらい幅がありまして、実用的には影響無いのですが視覚的に違和感が残る部分です。
最後にいちばん左側の列のキー配置は個人的には意味不明です。上から順番にesc→1→tab→control→shift→caps lock。
なんでやねん(白目)
では、結果的にどうなのか
もちろん大満足!!iPadを買い替えたら、重く嵩張るキーボード付のカバーではなくSmart Folioを付け、このキーボードをお供させることになるでしょう。
あと、iPhoneしか使わないけど文章はたくさん打つよ!という方にもお勧めです。非常に薄く軽いキーボードですが「一枚板」ですから、折りたたみ式キーボードのように剛性不足で打ちにくい・・・ということはありません。
もう一度言います。お勧めです!
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