OpenVINOに挑戦

OpenVINO-1 intel

ここ数年、メーカーさんの展示会などにお邪魔すると顔認証や視線・動体検知技術がベースとなっている製品を多く見掛けるようになってきました。かつてのビッグデータ旋風が時を経てディープラーニング・AIへ遷移してきた印象です。

顔認証についてはスマートフォンでも利用されていて既に身近な存在となっていますが、各種イベントの受付が紙ベースから顔認証となったり、「街中をキャッシュレスで過ごしたりホテルの客室の鍵を顔認証で解錠する」といった実証実験が行われる( 和歌山県の南紀白浜)など、社会インフラとしても今後が期待されているといえます。

南紀白浜 ココだけの体験 参加者募集中 南紀白浜IoT おもてなしサービス実証 | NEC
手ぶらで南紀白浜を満喫しませんか。南紀白浜でNECの顔認証を活用した「IoTおもてなしサービス実証」を実施中。顔やクレジットカードなどの情報を1度登録するだけで、ホテル客室での「キーレス」入室や、レストラン・店舗などでの「手ぶら」決済をご体験ください

そういった製品や記事に見聞きする度に「すごいなぁ」とは思うものの、どこか自分とは縁の無いものと感じていました。正確には「利用することはあっても、それについて深掘りすることは無いだろう」です。興味はあれど、どこから距離を近づければ良いのか皆目見当がつかなかったからです。

その考えが一転したのは クラゲさん(@Jelly_Ware)の素晴らしい記事を拝読した時でした。

ゼロから学ぶディープラーニング推論
Neural Compute StickとOpenVINOを使って、ディープラーニングの推論をゼロから徹底的に学び、オリジナルAIガジェットを作ります。

おりしもRaspberry Piを購入して遊び方を探していたとき(※理由はいつも後付けです!)。目から鱗でした。人に何かを教えるときは「理解してから進める方法、手法から入って理解を深める方法、どちらでもいいんだよ」と言っているのに、我が事になると客観性が無いものですね。反省・・・

ここは手法から入り、まずは気軽に楽しんでみようと思います。

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